ベートーヴェン:交響曲第7番 / パーヴォ・ヤルヴィ, ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン

2018.03.03 Saturday

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    「あ、明るい。そして軽い」

     

    それがこの楽曲、演奏の第一印象。それもそのはず、この曲の正式名称は『交響曲第7番 イ長調 作品92』。「長調」とは単純に語れば「明るい曲調」と言うこと。

     

    ベートーヴェンの交響曲と言えば「ジャジャジャジャーン」の第5番か、年末恒例の第9番が定番どころでしょうが、片やその印象的なフレーズだけが先行し、どうしてもそのイメージから抜け出すことが難しく、無理をして全曲を通して聴くと「やはりクラシックは難しい」と相対的に感じてしまうリスクがあります。

     

    また第9番は何と言っても長い。60分超えの大作ですから、あの有名な合唱のフレーズが入るまでが退屈に感じられてしまうという、やはりリスクがあります。

     

    その点、この楽曲、第7番はその2曲ほどの知名度はない代わりに、手軽にBGM的なクラシックの楽しみ方が出来る内容になっています。

     

    さて、ベートーヴェン。交響曲の礎を築いたと言えるこの作曲家の特徴は「メロディのある楽曲を作る」ことにあると思っています。そこで疑問に思われた方は正解。クラシックには「メロディと言えるメロディがあまり存在しない楽曲」も数多く存在します。それらに比較すると、ベートーヴェンは格段に聴きやすい存在と言えます。

     

    楽章毎の場面転換も明確で、どこか心躍る、いや、思わず身体も動き出してしまいそうなメロディがあちこちに登場します。それがこの曲をこのブログの最初の紹介に持ってきた理由の一つでもあります。

     

    オーケストラが演奏することの面白さは、曲の強弱、メリハリがクッキリと出ることにあると思っています。そのメリハリが生き生きと譜面に綴られ、それを立体的に描き出すことに成功している演奏が、下に紹介しているパーヴォ・ヤルヴィ指揮、ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン演奏によるものです。

     

    通常のオーケストラよりは一回り小さいこの楽団の演奏の面白さは、人数が少ないことによる楽器の見通しが非常に良く、楽器一つ一つが粒のように耳に飛び込んでくるところにあります。

     

    また、現代を代表する指揮者の一人でもあるパーヴォ・ヤルヴィの特徴は「生き生きとした演奏を作り上げる」ことにあります。楽曲にブリリアントな息吹を吹き込むことが上手い指揮者ですね。

     

    見通しの良い演奏、生き生きとした演奏、そして何よりもメロディがハッキリとしていることで、思わず口ずさみたくなってくる、ある意味「耳と心に喜びを与えてくれる楽曲」と表現してもいいでしょう。

     

    【ちょっとマニアックに】
    このディスクはSACD(Super Audio CD)なので、対応機で聴くことによって、録音の見通しの良さは格段にアップします。またレコーディングに使われたスタジオの残響音がより深く響き、人数が少な目のこのオーケストラに貧弱な印象を与えない効果もあります。

     

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    コメント
    【コメント的裏話】
    酷い。これを書いて1ヶ月経ってから振り返って読むと、これは酷い。文章スタイルが全然定まってなく、取りあえずは初期衝動でえいやっと投げてみた感がヒシヒシと漂ってくる。

    ま、そんなことはどうでもいいや。ヤルヴィ&カンマーフィルの音源は他にも語りたいものはあるので、その時にはきっと物書きのリハビリもある程度落ち着いていることでしょうし。それなりに真っ当な文章にはなるかと。
    • by K.Sato
    • 2018/04/07 6:49 AM
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